有限会社アレック


2007年12月27日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した(有)アレック(資本金300万円、戸田市南町8-33-114、代表及川悦郎氏、従業員40名)と、関係会社の(有)英伸企画(資本金300万円、同所、代表及川美佐子氏、従業員25名)の2社は、8月27日に再生手続きの廃止決定を受け、9月25日に破産手続き開始決定を受けた。

破産管財人は監督委員であった西本邦男弁護士(東京都千代田区内幸町1-1-7、電話03-5251-5400)が選任されている。

(有)アレックは、2003年(平成15年)2月設立のパチンコホール経営業者。「AREK」の店舗名でパチンコホールを運営。熊谷市、坂戸市、草加市など埼玉県内を中心に、千葉県、群馬県、兵庫県などにも店舗を開設し、合計10店舗での営業となっていた。2004年3月期の年収入高は約28億円を計上。その後は積極的な店舗開発を進め売り上げも順調に伸び、2007年3月期は年収入高が約65億8800万円にまで達していたが、同年6月に期限を迎えた5号機問題も影響し、機械入れ替えに要した借り入れ負担に加え客離れなども追い打ちをかけ、急速に資金繰りが悪化していた。

関係会社の(有)英伸企画は、1999年(平成11年)4月の設立。アミューズメント施設の指導・運営管理を中心に不動産賃貸も行い、併せてパチンコホール向けの人材派遣などにも従事していた。2004年1月期の年収入高は約18億4800万円を計上。しかし、北海道や神奈川県内に所有していた不動産の購入資金が重く低収益を余儀なくされていたうえ、(有)アレックの資金繰りの厳しさも重なり、同社とともに民事再生法の適用を申請。2008年1月9日には両社ともに再生手続き開始決定を受け、同年6月25日には再生計画の認可決定まで受けていたが、その後(有)アレックの売り上げ、利益率が伸び悩み、再生計画に基づく再生債務の弁済に支障が生じる事態となり、今回の措置となった。

負債は(有)アレックが約37億円、(有)英伸企画が約28億円で、2社合計では約65億円が見込まれる。


「出典:帝国データバンク」