馬渕繊維株式会社


馬渕繊維(株)(資本金2000万円、高松市太田下町3017-3、代表馬渕義夫氏、従業員10名)と、関連会社の(株)マブチ(資本金1075万円、高松市太田下町3017-20、同代表、従業員24名)、(株)マブチコーポレーション(資本金1000万円、高松市香川町安原下第1号184、登記面=高松市太田下町3017-20、同代表)の3社は、5月30日に事業を停止し、事後処理を岡義博弁護士(高松市丸の内7-20丸の内ファイブビル5階、岡義博法律事務所、電話087-821-1300)に一任、自己破産申請の準備に入った。

馬渕繊維(株)は、1964年(昭和39年)8月創業、65年(昭和40年)7月に法人改組されたニット製品卸売業者。内蒙古産のカシミヤや浙江省産のシルクを使い、現地で主原料の調達から製品までの一貫生産体制に強みを持ち、量販店向けの販売のほか、「カトルペイ」「マブチ」「ヂョルノ」などの自社ブランドも展開、95年5月期には年売上高約57億8100万円を計上していた。

しかし、景気低迷による個人消費の冷え込みや消費者の服装に対する嗜好の変化、低価格品の流通などからニット製品の販売不振が顕著となり、2007年5月期の年売上高は約14億6600万円にまで落ち込んでいた。そうしたなか、2004年頃からは百貨店やアパレルメーカー向けのOEM生産に取り組み、2008年5月期に年売上高は約17億3000万円にまで回復していたものの、昨秋以降の景気悪化からニット製品の取扱数量が減少し、年商を上回る借入金が重荷となり資金繰りはひっ迫、先行き見通し難から事業継続を断念した。

また、関連会社でニット製品製造の(株)マブチと、農園経営の(株)マブチコーポレーションの2社も馬渕繊維(株)に連鎖し、事業を停止した。

負債は馬渕繊維(株)が2008年5月末時点で約22億6000万円、(株)マブチが2008年11月末時点で約8億5000万円、(株)マブチコーポレーションが2009年1月末時点で約7億円となり、3社合計で約38億1000万円。


「出典:帝国データバンク」