株式会社レクリス


(株)レクリス(資本金5000万円、福岡市西区小戸3-50-14、代表藤堂信太郎氏、従業員20名)は5月29日に事業を停止した。事後処理を伊藤毅弁護士(東京都新宿区四谷1-20 玉川ビル3階、電話03-3353-3521)に一任し、現在法的整理の準備中。

当社は、1997年(平成9年)10月創業、2001年(平成13年)8月に法人改組。フェラーリ、ポルシェ、ベントレーなどの高級車の輸入販売を手がけるほか、韓国やドイツなどに海外現地子会社を設立し、販売および仕入れを直轄していた。中古車、サスペンション、マフラーなどチューンナップパーツも扱い、ミニカーなどのホビー部門、ラーメン店、焼き鳥店などの飲食事業、沖縄地区でレンタカー事業を展開するなど多角化戦略を進め、2008年5月期は過去最高となる約96億5000万円の年売上高を計上していた。

しかし、その後は景気後退の影響を受け、高級車を中心に販売は低迷。2009年に入ってから食品事業関連の支払いが遅延するなど資金繰りが悪化していた。4月以降、2度のバンクミーティングを行い、1年間の元利凍結を要請する一方で、スポンサーとDIPファイナンス先を確保するなどとした再建計画を提示していたが、金融機関の同意を得られず、今回の事態となった。

負債は約50億円が見込まれる。


「出典:帝国データバンク」