オリエンタル興産株式会社


オリエンタル興産(株)(資本金6300万円、佐世保市田原町16-44、代表辻恒充氏ほか1名、従業員38名)は、1月5日に長崎地裁佐世保支部へ自己破産を申請、同日破産手続き開始決定を受けた。

申請代理人は井上博史弁護士(佐世保市島瀬町4-12、電話0956-25-4020)ほか。破産管財人は松尾茂利弁護士(佐世保市祇園町12-3、電話0956-24-4081)。

当社は、1973年(昭和48年)11月に辻産業(株)の工場敷地跡の遊休不動産を活用するため、ゴルフ練習場の運営などを目的として設立。その後、89年に本店内のゴルフ練習場跡地にパチンコホールを建設し、運営を開始。以降、長崎県内にパチンコホール「マリオ」を積極的に出店し事業を拡大、5店舗を展開していた98年9月期には年売上高約226億4500万円を計上していた。

しかし、近隣大手ホールなどとの競合は激しく、年々売り上げは減少傾向をたどり、不採算店舗を閉鎖。この影響もあり、2007年9月期には年売上高が約101億5200万円にまで減少していた。また、積極的な事業拡大とともに有利子負債が膨らみ財務体質が悪化したため、経営再建の一環としてメーンバンク指導の下、2008年9月30日付でパチンコ部門を分社化。その後は、ガソリンスタンド経営やガス・溶剤および関連器具、工業薬品販売、土木工事などに主軸を移していた。

こうしたなか、12月12日に親会社である辻産業(株)が会社更生法の適用を申請、当社は単独の運営を目指すこととなった。しかし、辻産業に不良債権が発生したことに加え、資金面を同社に依存していたことで、5日の決済が困難となり今回の措置となった。

負債は債権者約250名に対し約66億5000万円。


「出典:帝国データバンク」