有限会社プリンス


(有)プリンス(資本金500万円、旭市ニ365、登記面=旭市ニ660、代表飯島儀兵衛氏、従業員110名)は、10月29日に千葉地裁へ民事再生法の適用を申請、同日保全命令を受けた。事件番号は平成20年(再)第23号。

申請代理人は高橋省弁護士(東京都千代田区鍛冶町1-4-7、電話03-5296-1955)。監督委員には山村清治弁護士(千葉市中央区中央3-10-4、電話043-224-2233)が選任されている。

当社は、1987年(昭和62年)4月に設立されたパチンコホール経営業者。本店の「ハッピーランド旭店」以外に、県内では山武郡横芝光町に「プリンス光町店」、匝瑳市に「ハッピーランド八日市場店」、東金市に「ハッピーランド東金店」、県外では茨城県神栖市に「ハッピーランド神栖店」を開設していた。店舗の立地はいずれも郊外型で大型駐車場を完備、各店舗の遊技台数は「プリンス光町店」が300台とやや小規模であったが、他の店舗は427台~540台と中堅規模を誇っていた。

2004年6月期には年収入高約199億7900万円を確保したが、その後は近隣地域に大手業者が複数出店した影響で競合が激化、さらにパチスロ機の5号機への転換に加え、「1円パチンコ」など廉価な設定を行う同業他社が増加した。そのため、2008年6月期の年収入高は約90億2900万円に留まった。一方、収益面では減収に加えて、遊技台の固定資産除却損などにより僅少の利益計上を余儀なくされていた。また、設備投資に伴う借入金の返済負担も重荷となり、自力再建を断念、今回の措置となった。

負債は約31億円(うち、金融債務は約14億円)。なお、各店舗とも営業は継続中。


「出典:帝国データバンク」