株式会社大久


(株)大久(資本金1500万円、松山市道後緑台2-20、清算人大木正治氏)は、5月19日に松山地裁より特別清算開始決定を受けていたことが判明した。

当社は、1959年(昭和34年)に創業、63年(昭和38年)7月に法人化した元ホテル経営業者。既往は、全国的にも有名な道後温泉街の一角で、永年に渡りホテルの経営を行っていたが、当地区への観光客の減少や競合の影響、さらに宿泊単価の低下などが原因で、2001年頃は20億円台であった年売上高が最近では約15億円までに落ち込んでいた。また、収支も手一杯気味に推移していため、過去からの設備投資分が重荷となり資金面を大きく圧迫、先行きが懸念されていた。

一時は整理の方向で進んでいたが、2007年10月10日付けで(株)ホテル葛城を別途設立した後、2008年1月7日付けで再生に向けて会社分割を実施した。それに伴い、旧債を除く当社の業務全般を新会社(株)ホテル葛城に移行し、当社の商号を従来の(株)ホテル葛城から現商号に変更、2008年1月15日付けて株主総会の決議により解散していた。

負債は約41億円。


「出典:帝国データバンク」