株式会社NANBU


(株)NANBU(資本金4000万円、渋谷区恵比寿南3-7-27、代表川村裕彦氏、従業員20名)は、6月19日に東京地裁へ自己破産を申請した。

申請代理人は佐々川直幸弁護士(港区南青山5-4-35、電話03-5468-6500)ほか1名。

当社は、1994年(平成6年)8月に設立。港区、渋谷区、目黒区、世田谷区など城南地区を営業テリトリーとし、ビルやマンション、事業用用地の仕入れ販売を主力に、中古マンションや中古戸建住宅、宅地の仕入れ販売、また自社開発の新築戸建分譲を一部手がけるなど急速に売り上げを伸ばし、2007年6月期には年売上高約64億1900万円を計上。2009年頃をメドに株式上場を計画していた。

しかし、昨年の改正建築基準法の施行や景気の先行き不透明感が強まるなかで、消費者の購買意欲が減退し不動産市況が急速に悪化。またサブプライムローン問題の影響で金融機関の融資姿勢が硬化、買い手側にファイナンスがつかず、物件販売にブレーキがかかり、多くの在庫を抱えるなど急速に資金繰りが悪化していた。このため、仕入れを抑え、在庫の販売に注力していたものの、販売に改善が見られず、また商品不動産仕入れのための借入金負担も重く、支え切れず今回の措置となった。

負債は債権者約225名に対し約87億円。


「出典:帝国データバンク」