株式会社川治温泉一柳閣本館


(株)川治温泉一柳閣本館(資本金1600万円、日光市川治温泉高原46、登記面=東京都台東区浅草1-37-6、代表石島節子氏、従業員78名)は、1月7日に東京地裁へ自己破産を申請、同日破産手続き開始決定を受けた。

破産管財人は杉山功郎弁護士(東京都港区西新橋1-20-3、電話03-5501-2496)。

当社は、1934年(昭和9年)9月創業、47年(昭和22年)12月に法人改組された老舗の温泉旅館経営業者。川治温泉郷の中心部に立地し、度重なる増築で規模を拡大、100室を超える客室や宴会場、大小の会議室を完備してトップクラスの業容を有し、2001年11月期には年収入高約11億3000万円を計上していた。

しかし、バブル崩壊後は団体客数や宴会の減少等により業況は低迷、借入金固定化に伴う金利負担の圧迫により、収益面では毎期欠損を計上していた。また、メーンバンクの足利銀行の一時国有化や、金融債務の整理回収機構への移管などで状況はさらに悪化。当社は各種プランを打ち出し集客に注力していたが、2006年11月期の年収入高は約10億円に減少し、財務面でも大幅な債務超過に陥っていた。2007年12月5日に登記面本店を東京都内に移転、今回の措置となった。

負債は金融債務を中心に約50億円。

なお、今後は旅館事業の継承を目的に、早期にスポンサー企業を選定する意向。


「出典:帝国データバンク」