株式会社カイエーテクノ


(株)カイエーテクノ(資本金9591万3400円、前橋市堀之下町441-1、代表田口健二氏、従業員85名)は、9月21日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。

申請代理人は長屋憲一弁護士(東京都千代田区平河町2-4-13、電話03-5226-1116)。

当社は、1949年(昭和24年)7月設立のコンクリート2次製品製造業者。コンクリート擁壁37%、道路用側溝20%、用水路製品10%、その他23%の事業比率で手がけ、97年5月期は年売上高約63億8300万円を計上。同業者との差別化を図るため新製品の開発にも注力し300件内外の意匠、特許実用新案を保有していた。

しかし、公共工事の削減や市場規模の縮小により業容は縮小、2007年5月期の年売上高は約29億5800万円にまで低下していた。このため民間案件への営業活動を活発化させ業績回復を目指したが、過去の設備投資や不動産取得に伴う有利子負債が年商を大幅に上回っていたうえ、取引先の倒産により不良債権が累積、余裕に欠ける資金操作を強いられていた。

こうしたなかメーンバンクが2007年11月を目処とした合併を発表、過剰債務を抱え金融機関から追加の資金調達が困難となっていた。

負債は約60億円(うち金融債務約55億円)。債権者説明会は9月26日(水)13時より前橋問屋センター会館にて開催する予定。今後は共和コンクリート工業(株)(札幌市北区)をスポンサーとして再建を図る意向。

なお、関連会社の安中産業(株)(資本金2000万円、安中市下秋間4733-2、同代表)、(株)テクノエンジニアリング(資本金2000万円、同所、同代表)も、同日東京地裁へ民事再生法の適用を申請している。負債は、安中産業(株)が約12億7300万円、(株)テクノエンジニアリングが約4000万円。


「出典:帝国データバンク」