株式会社ラーメン一番本部


(株)ラーメン一番本部(資本金9600万円、大阪市福島区福島2-10-19、代表加藤博一氏、従業員50名)と関連会社のキッチンカトー(株)(資本金1000万円、同所、登記面=大阪市福島区福島8-1-3、同代表、従業員30名)の2社は、8月30日に大阪地裁へ民事再生法の適用を申請した。

申請代理人は津田浩克弁護士(大阪市中央区淡路町3-3-10、電話06-6208-2122)。監督委員は森恵一弁護士(大阪市中央区北浜3-2-25、電話06-6203-7112)。

(株)ラーメン一番本部は、1997年(平成9年)11月創業、2001年(平成13年)3月に法人改組した。激安の「びっくりラーメン180円」で有名なラーメン店「ラーメン一番」のほか、うどん店「うどん一番」、「細うどん壱番亭」を、近畿地区を中心に関東・東北・中部・中国・九州に189店舗展開。ピーク時の2005年12月期には年売上高約58億円を計上していた。

しかし、収益性は低調であったうえ、不十分なマーケティングでの性急な店舗網拡大などから、資金繰りが悪化。再建策を模索していたが、ビジネスモデル自体に問題があったことが顕著となり、スポンサーの選考も難航、今回の措置に至った。

キッチンカトー(株)は、2001年(平成13年)2月に設立。(株)ラーメン一番本部向けの麺類・餃子・チャーシューの製造と食材卸を手がける同社100%出資の子会社で、親会社に連鎖する形となった。

負債は、(株)ラーメン一番本部が債権者約490名に対し約32億円、キッチンカトー(株)が債権者約200名に対し約7億円で、2社合計で約39億円。

なお、8月30日、東証1部上場の(株)吉野家ディー・アンド・シーと事業譲渡契約を締結し、同社の関連会社に事業の主要部分を譲渡し、屋号・商標を継承する予定で、一部店舗を除き、基本的に各店舗及び工場は通常通り営業を行う。


「出典:帝国データバンク」