株式会社豊栄リゾート


(株)豊栄リゾート(資本金3000万円、杵島郡江北町山口花祭り字大谷1026-3、代表徳久仁氏、従業員31名)は、6月8日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。

申請代理人は植松泰子弁護士(東京都港区虎ノ門1-13-3、電話03-3580-0123)ほか3名。

当社は、1992年(平成4年)4月にゴルフ場の経営を目的に設立された。総工費約100億円を投じ、96年に「花祭ゴルフ倶楽部」(18ホール)をオープンした。佐賀県内では中堅規模のゴルフ場で、アップダウンのある山岳コースとして知られ、2000年3月期は約5億5000万円の年収入高を計上していた。

しかし、同業者との競合から会員権の販売口数が目標値の1400口を大幅に下回っていたうえ、プレー料の値下げもあって年々業績は低下し、2006年3月期の年収入高は約4億4000万円にとどまっていた。当初より資金的に苦しい状況が続いていたなか、増大した借入金の返済凍結や利息減免を金融機関に要請する一方、預託金返還の対応として2001年1月から会員権の2分割および10年の返還延期でしのいでいた。しかし、開業費の償却などで2006年3月期では約5億7600万円の大幅欠損を計上するなど、債務超過額が大きく膨らみ財務体質はさらに悪化していた。

この間、当社に対し債務保証を行っていた親会社の(株)豊栄建設が2003年12月に民事再生法の適用を申請(負債135億8000万円)、会員による預託金の返還訴訟も発生するなど動向が注目されていた。

負債は債権者約1100名に対し約99億6800万円。


「出典:帝国データバンク」