株式会社日新


(株)日新(資本金1億円、名古屋市中区金山4-1-20、登記面=名古屋市瑞穂区堀田通8-15、代表清算人津村達也氏)は、2月1日に名古屋地裁へ特別清算を申請していたが、5月24日に同地裁より特別清算開始決定を受けた。

申請代理人は山崎圭弁護士(名古屋市東区東桜1-3-8、電話052-950-2888)ほか1名。

当社は、1987年(昭和62年)6月に、親会社日新観光(株)向けのリネンサプライ業を目的に(株)サンケア・サービスの商号で設立。その後、99年5月に商号を日新観光(株)に変更、2000年11月には親会社の日新観光(株)を吸収合併し、同社が手がけていたパチンコ店や、サウナ、カプセルホテルなどを経営していた。

名古屋駅前、金山駅前の自社ビル内で、パチンコ店「ニュージャパン」やサウナ「ニューグランド」などのほか、愛知県七宝町でもパチンコ店と健康センターを経営し、ピーク時の2004年4月期の年収入高は約203億1200万円を計上していた。

しかし、その後は主力のパチンコ店部門が大型店の台頭などにより競合が激化、2006年4月期の年収高は約170億円にとどまり、吸収合併した日新観光(株)が行っていた不動産取得などの設備投資に伴う借入金が負担となり、資金繰りは悪化していた。

こうしたなか、金融機関などとの調整を図り、事業再生の一環で2006年12月に会社分割で設立した日新観光(株)(資本金1000万円、同所、代表津村達也氏)へ事業を移譲し、当社は(株)日新へ商号変更し清算業務を進め、1月30日開催の株主総会で解散を決議していた。

負債は約106億円。

なお、2006年12月に設立した日新観光(株)でこれまでの業務を継続しており、事業そのものは従来と変わらず営業されている。


「出典:帝国データバンク」