株式会社エーラインアマノ


(株)エーラインアマノ(資本金4000万円、江戸川区西篠崎2-3-5、天野博克社長、従業員460名)は、4月19日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた

申請代理人は岡野真也弁護士(中央区八重洲2-2-12、電話03-6804-8388)。

当社は、1958年(昭和33年) 1月に創業し、63年(昭和38年)10月に法人改組した一般貨物自動車運送業者。88年には東北から関西にかけて地域別に、東北アマノ(株)、中部アマノ(株)、関西アマノ(株)などの地域子会社を設立(その後2001年に経営効率化のため統合)、大手有力企業など1000社あまりを得意先に有していた。取り扱い荷物の40%を建設用資材が占め、そのほか食品、ベニヤ、パルプ、化成品なども扱い、92年3月期には年収入高約187億6200万円を計上していた。

しかし、全国レベルで設置していた20ヵ所以上の営業所など投資に伴う借入金負担が重荷となっていたため、営業所の統廃合を進めた結果、ピーク時に約70億円あった有利子負債を34億円内外にまで削減していた。一方では、関係会社でパチンコ経営の(有)五番星(宮城県岩沼市、2007年2月に当社との関係は無くなっている)に対する貸付金が固定化していたほか、近年では競合激化により受注が減少、2006年3月期の年収入高は約99億8200万円にとどまっていた。その後も燃料高の影響などから収益性は悪化の一途を辿り、資金繰り難から今回の措置となった。

負債は約83億3335万円。

なお、当社は東証・大証1部上場の運送業者、センコー(株)(大阪市北区)と「裁判所による事業譲渡許可の決定が得られることを前提とした事業譲渡基本合意書」を4月18日に締結。今後は同社をスポンサーとして事業を継続する意向。


「出典:帝国データバンク」