株式会社ハサカ


(株)ハサカ(資本金1億円、大阪市浪速区恵美須西1-4-1、代表葉坂福造氏、従業員100名)は、3月14日に大阪地裁に民事再生法の適用を申請し、同日同地裁より保全命令を受けた。

申請代理人は西村良明弁護士(大阪市北区西天満4-4-13三共ビル梅新7階、リード法律事務所、電話06-6316-8880)ほか。監督委員は村辻義信弁護士(大阪市北区堂島1-1-5 梅田新道ビル12階、電話06-6343-3343)。

当社は、1919年(大正8年)2月創業、53年(昭和28年)2月法人改組。当初は老舗の建具材卸として府下トップクラスの規模であったが、アルミ建材の普及から同業を撤退。59年にホームセンター「ビジービー」を開店し、小売業に業態転換を図った。

大阪を中心に兵庫、京都などを主な営業エリアとして、「ベストワン」「ベストマート」「ベストオフ」の店舗名で、10店舗の中堅食品スーパーを運営。商品の取扱割合は食品50%、生鮮三品45%、衣料・雑貨5%で、2003年11月には大手スーパーチェーンに加盟するなど、地域密着型の安値販売を特色とした営業体制により、ピーク時の2004年1月期には年売上高約91億3400万円を計上していた。

近年は、生鮮三品をテナントから自社での取り扱いに変更し、ファーストフード、酒、ギフト商品の充実を図るなど営業基盤強化に努めていた。しかし、その後は大手食品スーパーとの競争激化などにより客足が伸び悩んだことから、売り上げは漸減。2006年1月期の年売上高は約73億6700万円にまでダウンし、販売単価の低下等から最終損益は約1億7400万円の赤字を計上していた。

2006年2月には福知山店、同年5月には伏見店の閉鎖など店舗の統廃合を進めるほか、所有不動産および有価証券の売却などのリストラ策を講じる一方、2006年以降金融機関へ支援を要請して立て直しを図っていたが、過去の金融債務が大きく資金繰りはひっ迫し、3月15日の決済が困難なことから今回の措置となった。

負債は約30億円の見込み。


「出典:帝国データバンク」