株式会社柏屋ホテル


(株)柏屋ホテル(資本金1000万円、日光市川治温泉高原62、代表片山則夫氏、従業員37名)は、2月15日に整理回収機構(RCC)より宇都宮地裁へ破産を申し立てられ、同日同地裁より保全命令を受けた。

保全管理人は白井裕己弁護士(宇都宮市清住3-5-3、電話028-624-0611)。

当社は、1926年(大正15年)創業、1947年(昭和22年)11月に法人改組された旅館業者。川治温泉郷で客室67室、最大収容人員336名の温泉ホテル「湯けむりの里 柏屋」を経営。豊富な湯量による天然かけ流しの露天風呂と、客室からの眺望および料理の評判によって川治温泉を代表する温泉旅館と評され、2000年6月期には年収入高約9億3200万円を計上していた。

しかし、その後は年々収入が減少し、2004年6月期から営業赤字に転落していた。過去の積極的な設備投資などで金融債務が年商の4倍近くに達し、メーンバンクの足利銀行が一時国有化されたことにより、2006年2月には同行よりRCCへ債権譲渡されていた。

今回RCCが破産を申し立てた目的は、債務者の事業を継続させ、その事業を再生させる事が地域経済に不可欠と判断し、事業の継続・再生を目指すためとしている。

負債は約35億円が見込まれる。


「出典:帝国データバンク」