株式会社ジャイロ


(株)ジャイロ(資本金1800万円、浜松市有玉南町687-2、代表伊藤榮一氏ほか1名、従業員59名)は、12月1日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人は笹浪恒弘弁護士(東京都千代田区丸の内2-4-1、電話03-3214-3009)。

当社は、1969年(昭和44年)10月創業、72年(昭和47年)3月に法人改組された輸送用機械部品製造業者。自動車および二輪車の各種鋲螺、特殊ねじ、バネ類、ゴム製品、その他工業部品など約5500点を扱い、自社で開発・設計したのち約300社にのぼる外注先に生産を委託して完成部品は大手自動車メーカーなどの下請部品メーカーに直納、近年のピークであった2003年2月期には年売上高約44億円を計上していた。

しかし、製造の大半を外注に依存していたため収益性は低く、毎期の当期利益が数百万円にとどまるなか、近年はメーカーのコストダウンに連動して業況も低下、2006年同期の年売上高は前期比でこそ微増ながら約37億7600万円に落ち込んでいた。

この間、2004年同期には売上減と不良債権の償却によって約1億5300万円の当期損失を計上、過去の蓄積をはき出して債務超過に陥るなど財務内容が急速に悪化していた。このため、金融機関からの借入と支払手形主体の決済で資金繰りを保持してきたが、資金調達余力は限界に達し、今後の決済にメドが立たなくなったことから事業継続を断念した。

負債は約30億円。


「出典:帝国データバンク」