ヨコタサイクル株式会社


ヨコタサイクル(株)(資本金4億8691万円、堺市堺区戎之町西1-1-6、代表横田昇氏、従業員64名)は、12月1日に大阪地裁へ自己破産を申請し、同月4日に同地裁より破産手続き開始決定を受けた。

破産管財人は小松陽一郎弁護士(大阪市北区中之島2-2-2ニチメンビル8階、電話06-6221-3355)ほか。

当社は、1932年(昭和7年)6月創業、76年(昭和51年)3月に法人改組。「ヨコタ」ブランドで全国的に知られる老舗自転車アッセンブリメーカーで、主要部品であるフレームを自社製造したうえで、各部品を仕入れて組み立てる製造業務を中心に、一部輸入完成自転車の販売も手がけていた。自社製品は普及品から高級自転車までの幅広いラインナップで、最近の売上げ比率では軽快車約65%、子供用自転車その他約35%となっており、全国規模の量販店や小売店筋を得意先に、ピーク時の92年11月期には年売上高約120億4000万円を計上していた。

自転車の製造台数は年間80万台に及ぶなど、堺市の地場産業である自転車メーカーの中ではトップクラスの規模を誇り、全国の国内シェア約10%を占めるほどの有名企業であった。
しかし、最近では国内消費の低迷に加えて、中国や東南アジアなどからの格安輸入自転車の国内流入で、売上げは昨今ジリ貧傾向にあり、2005年11月期の年売上高は約67億8200万円にまでダウン。このため、人員の削減、国内生産の福島塙工場(福島県東白川郡)への集約などのリストラ実施のほか、輸入自転車の扱い増加で収益力のアップを図るなど経営の立て直しを進めていたが、その後も業況は好転せず、今回の措置となった。

負債は約36億円。


「出典:帝国データバンク」