株式会社アール・ディエンジニアリング


(株)アール・ディエンジニアリング(資本金4000万円、栗東市小野7-1、代表佐野正氏、従業員6人)は、5月17日に京都地裁へ自己破産を申請し、6月8日に同地裁より破産手続き開始決定を受けた。

破産管財人は吉田克弘弁護士(京都府京都市中京区寺町二条西入ル、電話075-256-1472)。

当社は、1980年(昭和55年)1月に設立された産業廃棄物処理業者。地元では有力業者に位置づけられ、96年9月期には年収入高約21億6700万円を計上していたものの、99年7月に栗東廃棄物処理場において滋賀県の地質調査を受けた結果、基準値を上回る硫化水素が検知されていたほか、翌2000年10月には処理場に隣接する所有地に約100トンの違法投棄をしたとして県から指導を受け、産廃処理業は事実上停止していた。

その後は、関係会社からの受注を得てペットボトルのリサイクル加工を手がけていたが、2001年12月には硫化水素問題で県から廃棄物処理法に基づく改善命令を受け、翌2002年2月に改善計画書を提出。以降、改善命令に基づく処分場の後退工事や汚水漏洩防止工事などの対応に追われ、2005年3月期(2002年決算期変更)の年収入高は約1億6000万円に減少、欠損計上を余儀なくされていた。

こうしたなか、関連会社の、よのペットボトルリサイクル(株)(三重県伊賀市)と(株)りさいくるinn京都(京都市)が、今年3月に民事再生法を申請したことにより資金調達が困難となり、先行きの見通しが立たないことから、今回の措置となった。

申請時の負債は約40億8000万円の見込み。


「出典:帝国データバンク」