エス・ケー株式会社


エス・ケー(株)(資本金4億7529万8000円、千代田区丸の内2-2-1、代表清算人中村佳佑氏)は、3月14日開催の株主総会の決議で解散していたが、5月1日に東京地裁より特別清算開始決定を受けた。

当社は、1955年(昭和30年)5月に茨城県水戸市において設立された。当初は道路工事を中心に手がけていたが、その後は建設業の比率を高め、73年5月に昭和道路工業(株)から昭和建設(株)へ商号を変更。その後、茨城県近代美術館などの公共建築工事やマンション建築・分譲で実績を重ね、97年3月期には年売上高約266億4000万円を計上していた。

しかし、この間バブル崩壊後はマンション建設に絡む不良債権の発生などで経営は悪化しており、98年に「会社再建5カ年計画」を策定したものの、年商を超える借入金負担は重く2001年4月には特定調停を申請、主力3行から総額110億円の債務免除を受けていた。同時に子会社の整理や従業員削減などの合理化を進めていたが、公共・民間部門とも設備投資の抑制による競合激化の影響から受注は減少、2005年同期は年売上高約71億7900万円にとどまり、100億円を超える借入金が再び経営を圧迫していた。

このため、打開策として2005年11月に会社分割によるスキームで新たに設立された昭和建設(株)へ事業部門を移管。当社は、エス・ケー(株)へ商号変更し不動産管理、金融債務の整理にあたっていたが、今年3月に本店を東京へ移転したうえで今回の措置となった。

負債は約100億円。

現在、道路舗装工事、土木建築工事、アスファルト合材の販売などの事業部門は昭和建設(株)(茨城県水戸市、代表望月貴氏)が継承している。


「出典:帝国データバンク」