株式会社大淵建設


(株)大淵建設(資本金3億6300万円、沼田市横塚町1088-1、代表大淵芳嗣氏、従業員44人)は、5月8日までに事業を停止し、事後処理を南栄一弁護士(東京都千代田区平河町2-4-13、電話03-3263-1511)に一任した。

当社は、1956年(昭和31年)創業、64年(昭和39年)2月に法人改組した土木・建築工事業者。長年の業歴から、沼田市を中心とした県北部において営業基盤を確立していたほか、前橋市やさいたま市、東京都内にも支店を設置、特に東京地区での工事は全体の16%前後を占めていた。近時は建築・土木工事94%、砕石3%、不動産3%の比率で、マンション・ホテル・工場・病院などの中規模案件を中心に手がけ、2000年10月期の年売上高は約44億5900万円を計上していた。

建築部門では、大手住宅メーカーの代理店として年間約20棟完工の実績を確保していたものの、近時は公共事業や地元周辺建設案件の縮小から受注は減少傾向をたどり、2005年同期の年売上高は約23億3500万円にまでダウン。この間、年商規模に匹敵する金融債務を抱えていたが債務圧縮のメドが立たず、ここ数年は仕入先との支払調整などでしのいでいた。抜本的な経営改善策が講じられないなか、資金調達も限界に達し、事業継続を断念した。

負債は流動的であるが約35億円(うち金融債務約25億円)。

なお、5月12日午前10時よりサンピア高崎(高崎市)において債権者説明会を開催する予定。


「出典:帝国データバンク」